小山城つくってみた
小山城(こやまじょう)
場所 静岡県榛原郡吉田町片岡2519-1
概要
小山城は今川氏により築かれ、その後に武田信玄の命により馬場信春が大規模な改修を行いました。
台地の先端部に位置し、3方が崖という地形を利用し戦闘正面を限定し、その戦闘正面を丸馬出し、三日月掘りで防御をしています。この城の一番の特徴としては三重の三日月掘りで、徳川氏による攻撃にも威力を発揮したと考えられます。
現在の三重堀は、古地図を元に茶畑を掘って復元したものだそうです。
*国土地理院の電子地形図(標準地図・色別標高図)に城名及び箇所を追記して掲載
*国土地理院の電子地形図(標準地図・色別標高図)に城名及び箇所を追記して掲載
小山城は、遠江と駿河の境の城で、諏訪原城が徳川氏の手に落ちてからは、高天神城への補給路となりました。
地図からは、諏訪原城陥落後の高天神城への補給路としての小山城の位置的な重要性がわかります。
*国土地理院の電子地形図(標準地図・色別標高図)に城名及び箇所を追記して掲載
小山城築城開始しました